2012年1月20日金曜日

2012年エフェクトの旅。

あけましておめでとうございますから大分暫く経ってしまいました。最近は何をやってるのかと問われれば、起きては制作をし、飯を喰らいてジブリ映画を見て又日を跨ぐという生活をしております。

その合間にライブやら撮影やらプリプロやら。今月は鬼のように忙しいわけではなく、新機材導入の為に西へ東へとのんべんだらりと過ごしておりました。
しかしそろそろスケジュール帳にはレコーディングの文字やらライブやら友人の結婚式後ライブやらそろりそろりと近づいてきて戦々恐々としている次第でございます。が、しかし。今年は飛躍の年と自分で決めておりましてむしろそんな迫りくる足音が楽しみであったりします。

というわけで2012年も宜しくお願い致します。

と、先ずは終わった話にはなりますが
1/7 -OZ presents- LIVE “ignition” vol.7 ~everlasting songs~にOZのサポートベースで出演しました。
デジタルロックに生ベースを重ねるという手法でライブを展開しています。今年のライブ初めでした!
OZの現場は毎回楽しく、演奏も楽しくカッコよくできました。

そして、出せる情報は限られているのですが、1月某日某所で撮影をしてきました!
何の撮影?誰の撮影?まだまだ明かせないのでお楽しみに。又ブログで書こうかと思います。


次に先日、某バンドのアルバム制作の為のプリプロを行ってきました。



明かしてよいかわからないのでとりあえず某バンドで。
今回はプレベはお休みしてレコーディングにはYAMAHAのBBを導入しようかと思っています。
ただこのBBは通常のBBとは違いショートスケールもの(調べてみた所80年代頃まで製造してたとか)なので若干のピッチの危うさはあるのですが粘りのあるナイスな音を出してくれます。調整しなきゃ。


そして今回から新たにボードを組みなおしました!



修理をお願いしてたBass Big Muffが返ってきたのでドドンと更にHUMA line selector、et nu町屋氏自作ケンタウロス、GUYATONE MD3、LOVE PEDAL ECHO baby、そしてギタリストの大越王起也氏自作のジャンクションボックスを導入しました。
配線状態がちとあれなので今度整理せねばなりませんな。

これで歪みが4っつ。いるのか?こんなにいるのか?と思いつつやはり皆キャラクターが違うので出来ればこれだけ置いておきたいペダルっ子なわけなんです。

そんなわけで新機材の紹介を。

システム上の流れとしてはまずはジャンクションボックスからHUMA line selectorにイン。ジャンクションボックス、インアウトが纏められて凄い便利です。音も音色にマニアックな大越氏制作なので安心。

さて実はPEC-1があるので全くラインセレクトする必要ないのですが何故繋ぐかというとこのセレクター、配線材に飛行機の線材を使ってるそうでこれを挿すだけでいきなり音が太くなります。
多分配線以外にも色々拘ったパーツが詰まってそうです。音は太く、特に低音域が滑らかになるように感じました。

そしてその次にケンタウロスの自作品へ。
本物のケンタウロスは使った事がないので比較はまだ出来ないのですが、これがまた凄く良く。
ゲインやトーンの調整で所謂抜けてくる部分のミッドが出てきます。自分はほとんど歪ませないでブースターにして使っているのですが、歪ませても味のある歪みで使いどころはありそうです。
キャラクタの傾向としてはベースに挿すとxotic Bass BB Preampに近い印象を受けました。

ただミッドが抜ける代わりとして若干ローは大人しくなります。しかしこの2つでベース音はウォームでありながら抜けるといった感じに美味く変化するのでした。この2つ、正直もう一つづつ欲しい!

Bass Big Muffはスイッチを一番上にしてミックスなしのマフ音のみ使ってます。これでフィードバックさせたりサビのバッキングでグシャッとゲイン足したい時、Deep Impactと混ぜて独特の音を出したりします。
ちなみに設定によってBass Big Muff+Deep ImpactやMXR blow torch+Deep ImpactでMUSE的なサウンドメイクも出来たりします。

歪みは終わってディレイ編。
GUYATONE MD3、LOVE PEDAL ECHO babyについて。

MD3はディレイにしてはかなり安いモデルで、近所のハードオフにて5000円で売られてたもんだから衝動買いしてきました。
しかし値段にそぐわぬ万能性で、サイズ・音共に申し分なし。
なによりこのペダルが恐ろしいほどエグい発振の仕方をするのです。そこが気に入って買っちゃいました。
あんまりエグいので登場する回数は中々無さそうですが、自分が舞台で発振させてるなーと思ったらまずコイツかと。ただスピーカーが飛びそうなのでちょっと怖い。

LOVE PEDAL ECHO babyは最小のアナログディレイだそうで、フィードバックとミックスが裏のトリムスイッチになっているのが少々難点。しかし音色は流石アナログというべきか、めちゃくちゃ甘いです。設定は決めうちでヴァイオリン奏法なんかに使ってます。
LOVE PEDALの製品はそのサイズの小ささと音色に定評があるそうなので、「設定そんな弄らないし」って方は是非組み込んでみる事をお勧めします!

が、自分はトリムが使いづらくて近々外すかも・・・。

ディレイも歪みもあればあるだけ足元に置いておきたくなりますね!
ちょっとエフェクターで語りすぎたのでライブ情報等は次回乗せたいと思います!